日別アーカイブ: 2018年5月1日

4月、新緑が芽生えています。

デザイン工芸科 夜間部です。

新学期も始まり、教室も少し落ち着いてきた感じになってきました。あっという間に5月になってしまいました。少し、ドキドキします。

4月は、道具の使い方や技術的なことの指導に加え、実直に描くことの大切さも指導がありました。まだまだ覚えることもたくさんありますが、頑張ってついてきて欲しいです。
その中で、資料作成や自分の進む道を調べる大切さなども教えていきました。受験だけでなく、将来の仕事に繋がる興味をもって、勉強してほしいです。

5月からは、演習的な課題でより理解がしやすい課題が多くなります。もっとお勉強的な授業もあります。難易度は上がっていきますが、理解が増えることが、より良い作品作りに繋がります。

めげずに、頑張っていきましょうー。

 

道具説明と実演、最初が肝心です。

講評風景です。

8階の参作置き場が綺麗になりました。

まだ理解は足りませんが、力作も出ました。

今週来週の先端芸術表現科

こんにちは。先端芸術表現科です。

先週の日曜日は、ボールペンで自画像を描く、という課題を行いました。
ボールペンの線の質感や痕跡、その集積をどのように捉え自画像を描くのか、普段とは異なる描画材をどのように扱って自分自身の表現のための方法としていくのか、ということを学べたのではないかと思います。

今週の日曜日は、予備校の外に出て、美術館とギャラリーを訪れました。
美術館は、品川から徒歩10分ほどのところにある原美術館で現在開催中のコレクション展を訪れました。
原美術館は、国立や公立の美術館とは異なり、私立の美術館となっており、また元々は住居であった建築物を用いて展示を行っているという特徴があります。
美術館とフランス革命の関係や、ホワイトキューブなどの美術とその展示空間を巡る制度的な話をした上で、まずは生徒自身に自由に鑑賞してもらい気になった作品を紹介してもらい、その後に講師の方から作品の解説などをし、個々の作品を見ていきました。

ついで、銀座に移動し、資生堂ギャラリーとメゾンエルメスの展示を鑑賞。こちらは、コレクション展ではなく、作家の個展を見ることで、空間の使い方や、構成の仕方などを一緒に検討しました。生徒同士で意見が分かれたり、同じ作品でも異なる場所に着目していたりなど、公園でのディスカッションを通じて、自らの鑑賞行為を振り返り、また他者の鑑賞行為について学ぶことができたのではないかと思います。

作り手になることで、他者の作品を見る行為がどのように変容していくのか、ということを今後も考えていくことができるような校外授業だったのではないでしょうか。

5月6日の日曜日はGWで休みです。先端では、休みの時にどれだけ自分の制作を進めることができるのかがとても大事なので、休みを利用して普段はできないような時間をかけて制作を進めることが重要です。
5月13日の日曜日は、教室の中で身体を使います。
学期途中からでも、受講は随時受け付けております。体験入学制度もぜひご活用ください。
遠隔地にお住まいの方は、通信教育でも受講することができます。

先端芸術表現科でした。