日別アーカイブ: 2014年1月19日

高校生デッサンコンクール開催!!

新宿美術学院 三上です。

本日は【高校生デッサンコンクール】を開催しました。
予定よりも多い申し込み人数で、活気のあるコンクールとなりました。
参加したみなさんはほんとうにお疲れ様でした。
くやしい思いをした受験生もいたと思いますが、講評会でも話があった様にこれからが勝負です。気を落とさず頑張ってください。

IMG_8822                                   (制作風景)
デッサン解説】では各科の特徴、違いなどを解説。それにあわせ、デッサンで大切な事を合格者作品とプリント、図説を使って1時間程度説明しました。
みなさん、初めて聞いた事も多くあったようで「そうなんだ!」といい反応がありました。ぜひ、普段の制作に生かしてください。DSC08831                               (デッサン解説風景)

制作会場は、実際の試験さながらの緊張感でデモンストレーター達もびっくりしていました。
真剣に取り組むデモンストレーター。全体講評で一言「疲れました。」の言葉でみなさん笑顔になっていました。
IMG_8820                          (デモンストレーター制作風景)

全体講評は全科主任講師が参加し、志望校に合わせたアドバイス、講評は、新美ならではの良さが出ていたと思います。各科の先生方の個性、科の個性が出た大変勉強になる講評会でした。
DSC08847                                 (全体講評風景)

なんと!! 1位、2位とも新美生でした。
みごと「ipad」、「電子辞書」をそれぞれ獲得して帰りました。
ほんとうによかったですね。ぜひ、有効活用してください。
DSC08864
(表彰風景)

今回のコンクールは本当にレベルの高い作品が並びました。
みなさん、これからもっともっと上達します。
志望校に合わせた、勉強を積み重ねて、ぜひ現役合格目指して頑張ってください。

基礎科クラス紹介?工芸って何??

こんにちは、新宿校 基礎科です。

基礎科の皆さんの中には工芸をあんまり知らない人もいる、ということでこちらで以前ご紹介した、工芸科の紹介の第二弾です。

前回は陶芸、染織、漆芸の3つについてでしたが今回は金工の三専攻について見て行きたいと思います。

まず、「金工??」というひとのために説明しますが、「金工」とは金属を主な素材として制作をする分野のことです。
今回取材をした東京芸大の工芸科では、その制作工程などの違いによりさらに、
『彫金』『鍛金』『鋳金』の3つに先行が分かれています。
(大学によっては「金工」などの名称で統一されています。)

 

それではまず彫金です。
この専攻では他の2つに比べると主に金属の表面の加工についての勉強が多いのが特徴です。
ジュエリーを作ったり、オブジェを作ったりすることが出来ます。

123

 

 

次に鍛金です。
こちらは彫金に比べると、やや仕事のスケールが大きく、巨大なオブジェなんかも作ることが出来ます。
一枚の金属板を金槌で叩いて、器を作ったり、複雑な形の動物を作ったりする勉強もします。

4567

 

 

最後は鋳金です。
先ほどの2つが主に金属の板から成形していくのに対し、こちらは原型を粘土やワックス(ろう)などでつくり、それに合わせて型をつくり、その中に高温で溶かした金属を流し込むという方法で制作するのが特徴です。

891011

 

ここで紹介させていただいたのは各専攻、素材のほんの一部に過ぎませんので、是非皆さん、各大学で開催される卒業・終了制作展などに足を運んでみて本物の作品を見てみてくださいね!