日別アーカイブ: 2018年5月29日

デザイン工芸科夜間部の5月後半

5月の後半です。

基礎課題や演習は、実践的な課題をこなしていく上で土台となっていきます。土台や骨組みをしっかりしてから、形を作っていく建物みたいな感じです。倒れない強いモノを作ってほしいので、基礎をしっかりとやります。

前半よりももう少し踏み込んで理解を深めてもらいました。なかなか慣れない感じでしたが、頑張ってついてきてくれたと思います。実践的な課題にで応用してほしいです。

簡単なモチーフでも、意外と難しいところがあります。料理のさしすせそのように手順を理解して進めましょう。

平面構成は技術も必要になります。そして、綺麗な仕事を心がけて作業しましょう。

学生講師による、大学説明会もありました。モチベーションがあがって、有意義な時間でした。

まだまだ、修業は続きます。

先端芸術表現科第一回講評会

こんにちは先端芸術表現科です。

27日日曜日は、課題制作ではなく、自分の作品を発表し講評会を行いました。

自分の移動の足跡を駅前の地図を撮影することで、露わにしながらそこでの「自分」をある意味で消去していくような作品、
暗闇で口内を用いて「鑑賞」する作品、プログラミングを用いたゲームや、新しいSNSの提案、ウェブサイトへの訪問を家になぞらえて、ゲストユーザーを招待する作品など、まだまだ完成とまではいかないですが、今の自分の興味について考え、既存の美術や表現のあり方にあわせるのではなく、表現を立ち上げようとするような、刺激的な試みが提出されていました。

この場所で終わるのではなく、今後もさらに制作を継続していきながら、自らの表現の有り様を常に問い直しつつ、手と頭で考えていくことを持続していくための場所として、講評会はこれからもだいたい月に一度のペースで行っていきます。

そして今週からは、2週間かけて1つの制作を行う課題を2つ行います。
最初の課題は、「X年前/x年後」と題し、リサーチをベースとした制作のあり方について考えていきます。課題の概要は以下の通り。


これは作品制作の基礎を学ぶ為のプログラムです。ここでは「現在」の中で作品制作を行うために、過去と未来について想像してもらいます。それぞれが好きな数字をxに代入し、その中央に位置する「現在」にしかできない表現を目指すのです。前半では過去の事例の「リサーチ」という作品制作に欠かすことのできない方法を学びつつ、その成果を元に未来を想像する方法を会得します。後半ではリサーチの結果と未来への想像力を元にして、実際に作品を制作します。


無料体験や授業見学は、随時行っております。
先端の授業は、火曜水曜の17:30-20:30、日曜の9:00-16:00となっています。