日別アーカイブ: 2017年8月12日

彫刻科 夏期講習中盤!!

こんにちは!彫刻科講師の稲田です。夏期講習会も8月に入って盛り上がってきましたね!実技の内容も充実してきているようにみえます。現役生には慣れない連日の長時間の制作に疲れもみえてきた今日この頃ですがここががんばりどころです!!最後までやり抜きましょう!!

ここ最近の課題からいいなと思った作品を紹介します。


頭部は全体に形が丸いのが気になりますが独特の炭の調子が上手くはまりました。陰影と形のバランスがよくなりました。この感覚を忘れないようにしましょう!!


作者は動きに対する観察が弱い傾向がありましたが、この作品ではよく観察し組み上げることに成功していると思います。さらに臨場感が増せば言うことなしです。


なかなか顔の印象が似切らない時期がありましたがこの作品を境にワンランク上に登れたようにみえます。どんな石膏像でもコンスタントに作って来れる実力が頼もしいです。


どこかに不安定に見える角度が出来てしまうことがこれまでありましたが360度回してしっかりとはまった頭部になってきました。元々持っていた細部の魅力がよく生きています。

今回は授業作品の紹介はこれくらいにしましょう。
彫刻家の名前を出しても知らないことが多いのでこの作家を知らないと大学で恥をかくよ!ということで過去の巨匠を紹介します。ただし、名前だけです。知りたい人は検索しましょう!
今回はシャルル・デスピオです!日本でも一時期絶大な人気があったはずなんですが…最近は名前すら聞かないですね。この機会に覚えておきましょう!