月別アーカイブ: 2016年11月


クリスマスツリー

渋谷校です。

渋谷校にクリスマスツリーが届きました。

受験生にはあまり関係ないですが、気持ちだけでも癒やされて下さい。

 

クリスマスの前には冬期講習会が始まります。

前期は12/15から始まります。皆さん申込忘れないようにしましょう。img_0453


好奇心の産物

こんにちは。油絵科の関口です。
皆さんは、絵を描く人や、ものを創る人にとって、一番大切なものって何だと思いますか?
一言で言えば、それは「好奇心」だと思います。

 

「何これ?面白〜い!」全てはそこからスタートし、その好奇心はやがて「もっと詳しく知りたい!」という探究心に変わっていきます。その時に発生する熱量が、作品を作り出すエネルギーになるのです。
好奇心は、そもそも人間…否、動物に備わった本能であり、産まれたての人間や動物は色んなものに興味を持ち、失敗を繰り返しながら学習していきます。

 

来週の日曜日、我々の好奇心を掻き立ててくれる様な、そんな面白い企画があります。それはズバリ、美術解剖学特別講習。item04_pc
芸大をはじめ、色んな大学でも講義をされてきた阿久津先生が指導して下さいます。
受講料は7000円という事で、ちょっと高いと思う人もいるかもしれませんが、1日フルに本格的な大学の講義を受けられると思えば、かなり安いと思いますよ。

 

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ちなみにこれはレンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」という作品。彼が26歳の時に描いた作品と言われています。この絵では、好奇心に駆られ、身を乗り出して覗き込んでいる人が、ダイナミックな構図を生み出しています。本当に上手いですよね。・・・その内このブログでも独立したテーマとして書きたいと思いますが、この絵は当時の集団肖像画としても非常に興味深い作品です。

 

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こちらはレオナルド・ダ・ヴィンチが描いたノートの数々。%e3%83%ac%e3%82%aa%e3%83%8a%e3%83%ab%e3%83%89%ef%bc%92
レオナルドは数々の解剖を行い、たくさんのスケッチを残してくれています。ここまでくると、好奇心を完全に通り越して、探究心に変わっていっているのがよくわかると思います。

 

おっと、話を元に戻しますね。今回の講習では実際に自分で粘土の骨格から作って、同じく粘土で作った筋肉を貼り付けていく…というもの。そして作った模型は、ちゃんとお持ち帰りできるそうです。この話しを聞いた時、僕もお金を払ってでも受けてみたい!と思いました。

 

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ちなみに油絵科講師の一部や学生達の好奇心に、早くも火が点いたようで、講習が始まるのを待てずに独自に骸骨を作り始めた人達がいます。しかも全て練りゴム製です(笑)。それぞれのクオリティはともかく、作っている人達の顔は皆イキイキとしていて、側で見ていると思わず微笑んでしまう程です。
既に彫刻科の学生と油絵科の学生が申し込んでいる様ですが、今回の異次元交流は、普段立体を扱うことの少ない油絵科の学生にとって、大いに参考になりそうですね。反対に彫刻科の人は、油絵科のハチャメチャぶりにかなりビックリするんじゃないでしょうか?(笑)

もし興味のある人は、今からでも間に合いますので、是非受講してみて下さい。
https://pro.form-mailer.jp/fms/42fb8ef180418


公開コンクール後の作品。秋のブロンズ鋳造見学。

こんにちは!彫刻科の小川原です。タイトルで秋の…と書きましたが先日雪も降り、めっきり寒くなりました。風邪をひいてしまっている人も多いのではないでしょうか?これから入試に向けて大事な時期なので、体調管理は万全にしていきましょう!

さて、各予備校の公開コンクールも一通り終わって、また落ち着いて課題に取り組む日々に戻りました。公開コンクールの時のレベルから、この1ヶ月で浪人生も現役生もかなり伸びてきたと思います。この調子で頑張っていきましょう!

先日行ったコンクールの1位の作品です。ラオコーン。img_3781
光線状態が難しい中、素晴らしい表現力を見せてくれました。やや首が細いのと、顔をもう少し明解に描きたい所ですが、それを補って余るくらい体の捉え方が魅力的です。6時間でこれだけ描けていたらもう自信を持って本番にも挑めるでしょう!この調子です!

同じく夜間部生の作品。ラオコーン。
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こちらはコンクールではなく少し時間をかけてじっくり仕上げました。僕は現役の時にデッサンは自信がありましたが、どれだけ時間をかけてもこんなに力強くて質の高いデッサンは描けなかったので正直感心してしまいます。段々と時間を短くしてもクオリティを損なわないようレベルを高めていけると良いですね!

昼間部生作品。自画像。
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木炭紙サイズで6時間で描きました。本番に向けてはこのサイズで3時間でイケるぞ!というくらいの勢いに乗れると良いです。今は6時間であっても中身がしっかりしていることが大切ですね!そういう意味でもこの作品はただ単純に自分の姿を見て描くということ以上に作者の内面に触れられそうな魅力が感じられます。作品からは強い自信と意欲が見て取れ、惹き付けられます。

さて、もう2学期も終盤ですね!皆ここまでよくついてきてくれたし、本当に頑張ってきました!努力が実力という形で見えてきていることを皆実感しているのではないでしょうか。それでもまだまだレベルは上げていけます!さらに上手くなって、さらに自信をつけて、堂々と試験に向かえるように今やれることは全てやろう!!

ここからは先日僕のアトリエで、一部を学生に手伝ってもらいながらブロンズ鋳造を行った様子を報告します。
僕が以前制作した作品のシリコン型からワックス原型→耐火石膏型→脱ロウ→型焼成まで事前に行っておいた物にブロンズを溶かして流し込みます。
使うのはインゴッド状のブロンズの塊を高速カッターでぶつ切りにした物です。
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コークス(燃料)で黒鉛るつぼ(ブロンズを溶かす壷)に入れたブロンズを加熱していくのですが、まず耐火石膏を組んでコークス炉をつくります。下からブロワーで風(酸素)を送って強制燃焼させるのですが、燃焼効率の良い形を設計します。
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一度火鋏(二人用)でるつぼを掴んで流し込む体勢の確認をします。
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炉はこんな感じ。るつぼと炉の壁の隙間にコークスを投入していきます。
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いきなりコークスに火はつきません。最初は木材にバーナーで点火します。
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ブロアーを始動し、次に木炭を入れていきます。
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木炭に十分火がついたらコークスをどんどん入れていきます。ブロアーの風量はMAXにします。
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後は溶けるごとにブロンズを追加しながら必要な量が整うのを待ちます。
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途中錫を追加しました。錫は低い温度で溶けるのであっという間に流れていきます。
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かなりの量が溶けて最後の塊が沈んでいきます。I’ll be back.

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そして鋳込み!
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残念ながら流し込む瞬間は写真取ってませんでした笑 流し込んでもしばらくは作品もるつぼも真っ赤。
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2つ目です。ここで貴重な瞬間は撮影できました。ちなみに夜になってしまいましたが、なぜかと言うと1回目の鋳込みで炉の空気の通り道に灰が溜まってしまい、空気を十分に送れず、るつぼの温度がなかなか上げられなかったからです。
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2つのうち一つは型に水分が残っていてブロンズが沸騰してしまい、失敗してしまいました。もう一つも穴とかバリとか難はありますが修正は可能な範囲。ちなみに穴は溶接して埋めました。
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ブランクーシの作品のように鏡面仕上げにします。最初のヤスリがけ。
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細かい穴は質感的にはあっても良いかなと思いましたが、この後大部分を溶接して埋めてしまいました。
鏡面になっていく過程はまた後日報告します!ブロンズ鋳造なんて滅多に見られないから面白かったんじゃないかな。


多摩グラ推薦合格者再現作品(クリエイティビティテスト)

こんにちは渋谷校 古関です。

多摩美の推薦の合格発表が行われました、渋谷校でも合推薦試験合格者の再現制作を行っています。今回載せるのは多摩美グラフィックのクリエイティビティテストの再現です。
一緒に写っているのは渋谷校の現役の多摩グラ合格者の杉本さんです。呼吸困難になるほど多摩グラに入りたかったようです。このような大きな熱量をもって制作できることはとても素晴らしいことだと思います。大学に入っても今の情熱を忘れずに頑張りましょう。おめでとう。
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武蔵野美大の推薦も終わり、あとは筑波の推薦と推薦試験のほうもひと段落ですが、これから一般受験に向けて渋谷校の皆も、受験生の皆さまも風邪などひかず頑張っていきましょう。

一般受験に向けては今後多摩グラの日曜特訓があります。興味のある方はこちらから

また高1,2年生も推薦試験など早い時期の受験を考えているのであれば、なるべく早く今のうちから予備校へ通うことが大事だと思います。新美でも11/27に1日体験など無料で参加できるイベントも行っています。詳しくはこちらまで


映像科:感覚テスト対策

こんにちは。映像科の森田です。
推薦入試対策も一段落して、教室の授業では感覚テスト対策を行ってます。
この日の前半は過去10年分に及ぶ感覚テストの合格者作品の解説。
その後は百瀬先生による色鉛筆とパステルの描写のデモンストレーション。
感覚テストではアイディアや文章表現も大切ですが、やはりビジュアルも重要。
自分だけの得意技を作るべく、新鮮な描写やレイアウトを探ってみます。

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前回も書いた通り今月末11/27には「プレ冬期講習」、やります!
武蔵美映像学科の一般入試対策として、感覚テスト、小論文or鉛筆デッサンの制作を行います。
冬期以降受講予定の方も、ぜひご参加ください!(詳しい授業の内容はこちらから