日別アーカイブ: 2014年11月10日

油絵科の公開コンクール

こんにちは。油絵科の関口です。

 

今回は先日行われた公開コンクールについて書こうと思います。今年は開催期間が例年より遅かった事もあり、新美生だけでなく、全国から大勢の受講生が参加してくれました。

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ではまずは11/2(日)?3(月祝)に行われた絵画表現・油画から。

課題は「直線と曲線と」という、モチーフの無いイメージ課題でした。今回は夜間部の井戸川先生の出題です。DSCN7738

“資料等の閲覧禁止”という実践さながらのルールの中、受講生は自分なりの直線と曲線のイメージを見せてくれました。講評の時、一人ひとりどんなイメージを持って描いたのかを聞いていきましたが、順位とは関係なく、それぞれの考えたイメージはとても面白く、興味深いものが多かったです。

 

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こちらは上位受賞者です。ちなみに1番は高3の新美夜間部生でした。おめでとうございます。

 

次に11/9(日)に行われた素描です。

課題は木製の立方体を与え「与えられた立方体に穴があいた状態を想定し素描しなさい」というものでした。条件として“実際のモチーフは加工しては行けない”という事と“穴は他の面に貫通していることを想定する事”を課しました。こちらの出題者は僕です。

素描もどんな事をイメージして描いたのかを聞いていきましたが、やはり人それぞれに色んなイメージを持っている事が分かり、とても面白かったです(油画も素描も一人ずつイメージを聞いていったので、講評の時間が遅くなってしまいましたね。申し訳ありませんでした)

 

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こちらが素描の上位受賞者です。素描も高校3年生が1番でした。スゴいですね。本当におめでとうございます。

 

ちなみに今回の公開コンクール、普段一緒に組んでいる先生同士ではなく、全体的に珍しい組み合わせにしてみました。僕自身も油画の時に松田先生と15?6年ぶりにコンビを組みましたし、素描の時の箱岩先生と山本先生は「自分たちでも意外だったけど、18年やってきて初めてコンビを組んだ!」と言っていました。
あと海老澤先生と鷹取先生のコンビも初です。全部は書きませんが、実は他にも結構レアな組み合わせが満載だったんですよ。

普段講師室でよく冗談を言ったりしていて、先生同士の仲は良いのですが、こういう機会は滅多にないので新鮮な気持ちで講評に挑めた、という人も多かったようです。

 

受講した皆さんも、我々講師陣も、新たなる気持ちで明日からまた頑張りましょう!!