日別アーカイブ: 2014年3月18日

3/21(金・祝) 公開講座!

デザイン科総合コースの滝口です。
21日のデザイン科芸大コース各科公開講座では、色彩構成を無料で体験できます。
また、いち早く今年度の芸大合格者が、目の前で再現作品をデモンストレーションしています。
芸大合格者の再現を目にすることはあっても、それを目の前でデモンストレーションを通して見ることで、より芸大の合格者レベルや作品の緊張感なども感じてもらえると思います。
平面構成だけでなく、立体構成の再現もしているので、粘土のテクニックやプロセスなども見ることが出来ます。

お申し込みはこちらhttp://www.art-shinbi.com/open-s/20140321.html

今年度の合格者の作品も少し掲載しておきます。
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↑こちらは、今年の合格者作品の平面構成の一部です。モチーフ(ビーカー、水、ダンボール、炭)とその中から一つテーマとしてでしたが、水をテーマに表面張力の視点を活かして発想出来ているのは、とてもいい視点だと思います。
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↑こちらも今年度の再現作品の一部です。豊満なボディー、角、2本の足、口を組み合わせた課題でしたが、この作品ではシンプルな組み合わせの中で、角に波のデザインを施し、動きのある演出が加わっていて、より造形的なデザインを生み出せています。

今回のイベントでは、二次試験課題の平面、立体を中心にしています。
芸大デザイン科の試験課題も多様化してきて、柔軟な発想やデザイン力を求められています。
新美の色彩構成の指導では、予備校の範囲にとどまらないで、様々なデザイン書籍なども通じて色々な視点を身につけていきます。
このイベントでも、そういった多種多様なデザイン書籍や参考ファイルも閲覧でき、デザイン力を身につけるきっかけも体験してもらえたらと思います。
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最後にもう一つ平面構成の視点で、
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↑この作品では、任意の線と三角定規を使って、とてもおもしろい視覚的な効果を作り出せています。線もギザギザの線にし、かつ線のデザイン自体も工夫がされています。そして、三角定規の扱いもメモリやプラスチックの厚みの歪みをデザイン的に加えて、より複雑な視覚効果をあげています。

このようなデザイン力や発想をどのようにして身に着けていったのかを、今回のイベントの合格者のデモストや指導などを通じて、体験してもらえたらと思います。
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