日別アーカイブ: 2013年11月13日

多摩美グラフィック公開コンクール!

デザイン工芸科夜間部講師の大島です。

本来は先週の水曜日にブログをアップする予定だったのですが「受験が近づいてきてるから、普段の生活でこういうところは直しておこう!」というようなことを深夜のノリで書いていたらついついヒートアップしてきてしまい、翌朝みたらあまりにも辛辣な内容のブログになったので消した次第です!

ブログを管理する立場にも関わらず「このまま更新しないでもいいかな…」なんて考えていた矢先、公開コンクールで講習会生の方から「ブログ見てます!」と言われ、ちゃんと見てくれている人がいるならやはり更新しないとなと思い、遅ればせながら更新させていただきます。

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さて二週にわたって行われた多摩美グラフィックデザインの公開コンクールが終わりました。
おかげ様で大勢の方にご参加いただき喜ばしい限りでした。
外部から受講された学生の方も多かったのですが、たとえ公開コンクールだけの関係だとしても、自分たちと関わった以上、今年度の合格を心より願っておりますのでがんばってくださいね!

せっかくですからコンクールで比較的上位だった現役生のデッサンをご紹介いたします。
「布巾で皿を拭く両手」みたいな課題です。

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5月くらいに入学して、およそ半年でこんな感じ。
予備校のおかげというよりは本人の努力によるところ。
お皿の質感がまだまだ!

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こういうデッサンもいいですね。本格的に始めたのはやっぱり5月くらいとのこと。
みんなコンクールだとゴリゴリ描いちゃうんだけど、絵の雰囲気を大切にした作品です。
センスがいい。でも手のシルエットが気になる。

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ちょっ!手の形!!指が長く見えちゃう。
でも、この勢いと、布の表情がいい。
ちなみに僕は皿洗いが趣味ですが、もう少し丁寧に拭いています。

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手が上手。見せ方もよくまとめてる。
こうやってみると布の質感がまだ気になる。
芸大受験まで気を抜かず頑張って下さいね。

今回満足行かない結果だったとしてもあきらめないでくださいね。
本気の人から合格するのが美大受験です。
講師一同、最後までみなさんの可能性を信じております故。

あと余談ですが先日、東京都現代美術館で行われている「吉岡徳仁 クリスタライズ」「うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法(デザイン)」を観てきました。

吉岡徳仁さんといえば以前はプロダクトデザイナーという印象でしたが、最近ではアーティストとも言える活動をしていますね。デザインにもアートにもあまり詳しくなくても、なにかしら体感できる展示なので、あまり美術館に足を運んだことがないという高校生にもオススメです!
うさぎスマッシュ展はインタラクティブな作品もあったりして友達と行くとより楽しめますよ。リチャードウィルソンの作品はぜったい見た方がいい!

上記のふたつの展示と常設展もみるとなると、たぶん2~3時間くらいは必要なので、時間と体力のあるときに行きましょう!ではまた。