日別アーカイブ: 2013年9月1日

解剖学ゼミ

こんにちは。
本日は夏期講習最後の企画として、「美術解剖学ゼミ・ヌードクロッキー会」を実施しました。
東京芸大非常勤講師でもある阿久津裕彦先生をお招きし、美術解剖学の歴史から人体の骨格、筋の付き方などの講義をしていただきました。
東京芸大彫刻科の出身、順天堂大学医学部で博士課程を終了された経歴でもある阿久津先生からは、人体の構造を理解する、という内容にとどまらず、作品をつくる時に美術解剖学の知識をもって、どのように対象物をとらえるか、といったところまでも専門的かつ解りやすくご説明いただき、大変充実した1日となったので?はないでしょうか。。。

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午前中は美術解剖学講義です。模型やスライドを見ながら解説いただきました。

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午後は実際にヌードモデルをクロッキーしました。

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最後に様々な芸術作品を例に挙げながら、「解剖学的に見る芸術作品」という内容でお話しいただきました。

先生も、「受験生の時期にこんなにたくさんの学生が美術解剖学に興味をもってくれて嬉しい」とおっしゃっていました。日々の作品制作にぜひ活かしていってほしいですね。

★ブルータスのあの首筋に浮かび上がっている筋肉は「胸鎖乳突筋」! おぼえましたか?