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東京芸術大学絵画科油画専攻 合格 |
多摩美術大学絵画学科油画専攻 合格 |
千葉・市原中央高校/宮沢 紅美 |
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浪人生活が始まった時、私は無気力な生徒だったと思う。それはやる気がないという訳ではなく、どちらかと言えば何をしていいのか分からないので動けませんといった具合だ。これは致命的だと思い、まずは自分の本質、何が好きで何が嫌いか、何に感動するかなど、とにかく自分を知りたくなった。でもやっぱりそう簡単にわかるものではなく、何度も落ち込んだ。そしてそのうち、私は絵を描く時に考えることをやめた。何がいいのか自分でわからないし、選び取る判断力がないのだから、嘘を描いてもしょうがない。だったら何も考えず、感覚に任せる事に決めた。自分が選ぶという意識を持たない無意識の中の意識で描きたかった。でもそれがやたらと難しい。いつも頭を真っ白にするなんて、まず出来ない。煩悩というやつがすぐに顔を出す。また悩んだ。私は一体、絵を描きたいのか、それとも頭を空っぽにしたいのか。とりあえず、どこまで自分をフラットな状態に追い込めるか。"自然体で描く事に意味がある"そうすることで嫌でも自分が画面に出ると思った。そのことが自分の中で確立されてからは少し楽だった。絵を描く上で手法的な事なんて一度も考えない。それより私が筆を持って描くのだから私自身の中身、心の成長を求めた。いろんな人と出
会い、話したのは結果的にはそのことへのプラスの作用になった。
意見を交わし、視野を広げ、それとは逆に自分の思考をより際立たせ明確にしていった。
絵に対しての考えは人それぞれ。鼻から否定されることもあった。でもただ描くのではなく、その人らしい思考が持てたとき、やはりそれは絵の中で生きてくれると思う。道が開けると思う。私が正しいなんて思わないが、成長させてくれた先生、関わってくれた皆様には感謝してもしきれない。 |
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自分は新美に一年間お世話になりました。4月・5月は受験も終わったばかりで、なんとなく課題をこなしていました。上達しているなぁと思えたので自分から進んで面談をお願いしたり、個人的に講評してもらうことはありませんでした。同じ失敗を繰り返してしまった時も、具体的に弱点と対処法を書き出すことで何とか克服出来ていました。
しかし、徐々に自分がレベルアップしたと思えることも少なくなりました。この焦りが最大になったのは冬期講習会から入試直前講座にかけてでした。「受からない…この絵では受からない…だめだ…間に合わない…落ちる…。」焦りと自信喪失で描く絵がガタガタに崩れ落ちそうになりました。とにかく、自分の絵に自信が持てない。そのことを先生に話すと、先生は夜遅くになっても自分が安心するまで励ましてくださいました。本番の試験でも、絵が崩れそうになった時は先生のアドバイスを必死に思い出し、なんとか持ち直すことができました。新美の先生は親身になって相談に乗ってくださる先生ばかりです。自分じゃどうしようもなくなった時は、先生をとことん頼るべきです。そうすれば一人で悩んでいるよりずっと早
く問題は解決するはずです。最後に、こんな自分を一年間励まし続けてくださった先生方に心から感謝します。 |
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東京芸術大学彫刻科 合格 |
武蔵野美術大学彫刻学科 合格 |
埼玉・開智高校/星名 詠美 |
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私は美術系の高校に通っていて、普段からデッサンや粘土をやっていました。でも、その頃は自分でも作品をどうしていいか分からず、伸び悩んでいました。その時にちょうど高校に新美の先生が出張に来てくれて、すごく丁寧に教えてくれて、とても感動したのでそれが新美に行ってみようと思ったきっかけでした。実際に夏期講習会に参加して、人の作品に刺激されたりして、私はかなり上達しました。でも、何より良かったのが先生の指導がすごく丁寧で分かりやすかったことです。先生は4人ともみんなすごく親切で熱心に教えてくれました。今までになかったことをたくさん教わって、私は夏期だけでもかなり上達しました。入試直前は、ずっと先生方が応援してくれたおかげで努力も出来たなと思います。武蔵野美術大学の試験もムービングの対策をしていたので、すごく役立って、焦ることなく本番の入試に臨めました。そして、見事合格!!
芸大の入試前には先生からお守りや応援の言葉をもらって、私は意気込んで一次試験に臨めました。二次試験の前日にやった対策もぴったり当てはまって、動揺せずに二次試験に臨めました。入試を楽しんでしまったほどです。そして合格出来、すごくうれしかったです。合格できたのも、先生方のおかげだと思っています。とても感謝しています。本当にありがとうございました。 |
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進路を美術系と決めた時、最初は推薦でどこか大学に入れれば良いという適当な気持ちでした。しかし、高2になり新美の基礎科に通い始めると絵を描くことの楽しさを知り、高3になるともっともっと上手くなりたいという気持ちが芽生えました。結局、現役の時は芸大に一次試験で落ちてしまい、武蔵野美術大学の空間演出デザイン学科を休学して浪人することにしました。浪人しても芸大に合格するという保障がなかったので、親に許されたのは一年でした。いざ浪人してみて、現役生とは全く違う浪人生という厳しさを痛感させられました。ただ色々と描いていた現役時代とは違い、どうしたら良いのか、と色々考えることが多くなりました。そしていつも結局は楽しく良い絵が描きたいという気持ちに繋がりました。芸大を受験出来るのは今年一年しかないけれども、いつも楽しくやろう、常々そう思っていました。一年というそんな背水の陣が私のマイペースな性格にあっていたのかもしれません。最後になりましたが、ずっと支えてくれていた先生方や仲間、そしてずっと応援してくれた両親に心から感謝の気持ちとお礼を申し上げたいです。本当にお世話になりました。ありがとうございます。 |
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東京芸術大学デザイン科 合格 |
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埼玉・星野高校/茨木 菜摘 |
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2浪目になり、私はこれまで自分に対してネガティブな予想ばかりしてきたことを反省し、どんな状況に遭遇しても前向きな見方をしようと決心しました。失敗した時は「うまくいかない方法を発見するのに成功した」と自分に言い聞かせ、ポジティブな考え方をするように心がけました。だけど何度やっても上手く出来ないと焦るし、不安になります。そういう時は、友達とくだらないことを話して笑ったり、コンビニへ行ったり、励ましあったり、騒いだりしてると嫌なことや不安なことなんかすぐ忘れることが出来ました。この受験生活の中で、私は本当にたくさんの人に助けられ、支えられてきました。新美の先生方や家族、そしてライバルであり仲間でもある友達に心から感謝しています。自分の力だけでは何も出来なかったと思います。本当にありがとうございました。 |
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東京芸術大学工芸科 合格 |
東京・晃華学園高校/瀬野 瑞生 |
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まずはしっかりと一年間学べる環境を持てたということが素晴らしいことでした。新美講師の先生方、家族、友人達への感謝は言いようがありません。誰もが感じている当たり前の事かもしれませんが、色々な人々の支えが自分の力を育ててくれたのだと感じています。本当にありがとうございました。私が美術(工芸)という世界に目を向けるようになってから、まだあまり経っていません。只好き、だけで飛び込んでしまったため、当然実技面も知識もゼロに等しかったのですが、できない子と見られるのがとても嫌でした。そのために下手なものは描けないとなんとか表面的なことだけでも上手く見せようと必死でした。実際にこのままではダメなのだとスイッチが入ったのは、ずいぶん後になってからでした。そして浪人中はこの装ってきた自分との戦いでした。出来るだけ「分かりません、知りません」を言えるように、そしてよく質問するようにしていきました。ただ質問するだけではなくて、その前に自分の考えを持った上での行動で、アドバイスと照らし合わせて吸収するようにしていきました。一年間通して最も感じたことは"漠然と努力しても上手くならない"ということです。先生に何かの目的を持った努力でないと成果につながらないと言われたことがあり、それがすごく納得できたのです。ただ努力しても仕方ないと。日々何一つ無駄に出来ないと。描けない日があってもいいと思います。いい評価をもらえたら喜べばいいし、またその逆もいいと思います。高い点数を取りたいと思うのも自然なことで上段に上がればうれしい。そのために頑張りができるのならどんな目標を持ってもいいと思っていました。試験当日は何もうまく進みませんでした。ただ、私が自信を持って言えることは諦めなかった、どこまでも自分に"良し"としなかった、甘えなかった、それだけです。 |
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多摩美術大学グラフィックデザイン学科 合格 |
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科 合格 |
武蔵野美術大学基礎デザイン学科 合格 |
武蔵野美術大学デザイン情報学科 合格 |
東京造形大学デザイン学科
グラフィックデザイン専攻 合格 |
東京・小川高校/田畑 竜人 |
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合格するために何が必要かと考える。やっぱり絵がうまくなることだと思い、絵がうまくなりたいと思う。絵がうまくなるためには何が必要かと考える。すると技術を習得することだと思い、毎日画用紙に向かってうまく描くために技術を磨くことに心血を注ぐ。しかしここで思い出したいのは「何で絵に魅力を感じるんだっけ?」ということ。「絵の魅力が単なる技術だけなら絵はつまらないよな」ということ。『言葉にならない気持ちをどうにか視覚化しようというパワーがこもっていて、もっともっと豊かな魅力があるものだよな』ということ。そして実際にも熟練した技術を持つ人が小手先の技術で自惚れながら描く絵より、技術は拙くても愛するモチーフを時間いっぱいもがいて仕上げた作品の方が魅力があったりすると思う。僕はこういう所がおもしろいと思うし、魅力を感じる。表現したいことがあるということは大切なことなんだなと思った。 |
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多摩美術大学グラフィックデザイン学科 合格 |
多摩美術大学生産デザイン学科
テキスタイルデザイン専攻 合格 |
武蔵野美術大学基礎デザイン学科 合格 |
武蔵野美術大学デザイン情報学科 合格 |
東京造形大学デザイン学科
グラフィックデザイン専攻 合格 |
東京・都立武蔵高校/橋本 行恵 |
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終わってみれば受験当日描いた絵も、浪人した時間もとても楽しかった様に思います。好きも悔しさも苦労も全部何かの力に昇華されて無駄が無い一年でした。実際に毎日は自分探しと葛藤と模索だらけでした。辛いと言えば辛くなるので、どうせならその辛い道を目一杯楽しんでやるよう心がけました。それこそが課題を自分に引き寄せることに繋がり、その姿が魅力的な絵に繋がるのだと感じました。気持ち、言葉、努力、決して目には見えないけれど、私たちが受験で描かなければならない絵も目に見えない何かを伝えるところに意味がある。楽しむということはおもしろおかしいということだけではなく、苦労や涙などその紆余曲折全て含めて、それが楽しいのです。だからそう感じながら絵を描けたことが合格に繋がる最大の要因だった様に思います。そして何より、自分で考えることが出来て、その中で支えてくださった先生方や、切磋琢磨することが出来る友人たちに出会える環境で過ごすことが出来て良かったと思います。はじめは上手くいかなくても最大限自分の方に持ってこようとする、楽しんでやる。
新美で学んだことは、絵だけではなく色んなものに通じるのかな、と思います。力がついたのは絵の技術だけでは無いような気もします。有意義な時間と良い結果を残せた新美での時間に心から感謝したいです。 |
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多摩美術大学生産デザイン学科
テキスタイルデザイン専攻 合格 |
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科 合格 |
武蔵野美術大学空間演出デザイン学科 合格 |
女子美術大学ファッション造形学科 合格 |
奈良・郡山高校/大森 友莉 |
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私は高校2年生の時に地元の予備校に通い始めました。そこでは、デッサンや平面構成をやっていたのですが、高3になって受験が近づくにつれてすごく自分の絵に対して不安を感じました。だから大学の教授に自分の絵を見てもらおうと思い、高3の9月頃に自分の絵をもって多摩美と武蔵美と造形大に行きました。どこの教授も奈良からきたと言うと優しくデッサンにアドバイスして下さり、多摩美の教授に「できたら東京の予備校に行きなさい」と言われました。だから親に頼んで高3の冬期と入直に新美に行くことにしました。
高校も出席日数が足りていたので結局卒業式までずっと休みました。わざわざ東京まで来たんだからと思ってすごい頑張ったんですけど、結局補欠が回ってこなくて浪人することになりました。その時は悔しくて悔しくてたまらなかったです。だから二度とこんな思いはしたくないと思ってこの一年で出来る努力は全てしようと決意しました。受験が近づくとみんなも頑張りだすから差がつくのは一学期だと思って勉強も実技もすごい頑張りました。朝7時半に新美に行って良い席を取ったりしました。実技の後は毎日自習室に行って9時頃まで勉強しました。そんな感じで日々が過ぎ、その間に何度も波がありました。絵がうまくかけず悩んでは克服して、また悩んでの繰り返しでした。だけど、悩んで克服した時は必ず絵が良くなるのですごく楽しかったです。
でも、私の最大のスランプは一浪の冬期と入直でした。何を描いてもダメでなかなか抜け出せなかったです。受験を意識しすぎて焦り、評価を気にしすぎて落胆し、最悪の状態でした。でもそんな時には先生方が助けてくれて受験の一週間前ぐらいにデッサンが良くなってきて、本当に嬉しかったです。本番はこの一年の努力を全てぶつけてこよう!という思いで描きました。合格できたのは新美の先生方や親に助けられたおかげです。ありがとうございました。 |
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多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科 合格 |
埼玉・西武学園文理高校/山元 彩 |
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多摩美の試験の話をしよう。座席三つ分の長机に座る。机に材料が置かれてから試験開始までの数分間、私の胸にあったものは不安ではなく試験問題への期待であった。どんな面白い問題を出してくれるのか、と。そして試験開始のベルが鳴った直後、私は思わず声をあげて笑ってしまった。「ある国には白い紙を決して破いてはならないという法律がある。それはなぜかを原稿用紙に書きなさい。またその国の国旗を画用紙に描きなさい。」なんて変で面白い問題だろう。私はすぐさまペンを取り、下書きに取りかかった。ところが開始一時間後、私は未だ下書きを終えられずにいた。
三時間で原稿も絵も仕上げることを考えると私のペースは遅かったが不思議と焦りはなかった。物語の設定の作り込み。登場人物の行為の意図、意味。冷静な部分とテンションがおかしい部分づくり。そして見せ場づくり。予備校で先生方に教えていただいたことを、慎重に組み立てていく。書けば書く程自分が物語の世界に入り込んでいくのを感じることが出来た。
最終的に試験終了間際に仕上げることが出来、その日の私の目標「楽しんで課題で遊ぶ」も達成された。これは予備校での日々なくしては成し得なかったことだ。もし新美に通っていなかったら、私は試験を楽しむどころか完成させることもままならなかっただろう。
ここでこれから受験する方々に二つ。先生方は求めたら求めた以上の答えを返してくれるので沢山質問をして下さい。そして他の人の作品の良い所はどんどん吸収して下さい。新美での経験はこれからの私を作る大きな基盤です。ありがとうございました。 |
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武蔵野美術大学映像学科 合格 |
武蔵野美術大学芸術文化学科 合格 |
女子美術大学デザイン学科 合格 |
女子美術大学立体アート学科 合格 |
東京・都立武蔵高校/末永 幸歩 |
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全員が同じモチーフを描くデッサンの様な課題なら、比較してみれば素人の目にも上手、下手はある程度分かります。しかし、映像科の試験はどうでしょうか。初めて新美で映像科の講評を受けた時、壁一面に並べられた皆の作品を見ました。一つの課題から、全員が全く違う発想で描いた作品は、それぞれに違った面白さがあり、それらをどこで区別して良し悪しを決めるのか全く分かりませんでした。絵が芸術的であれば良い、文章がまとまっていれば良い、という訳でもなく、小説家の様な難しい言葉を使えば良い、ということではなさそうです。しかし、講評の中で先生方の評価はどれもほぼ一致していました。直前講習から映像科の対策を始めた私は、他の人の様に時間をかけて色々な表現の方法を学んだり、様々なパターンの問題に対応することは出来ない状態でした。だから私は講習会の中で最低限、先生方は何を基準にして評価しているのか、何を意識して絵と文章を描けばいいのか、ということだけは学ぼうと思いました。何回か講評を受けるうちに、私なりにもいくつかの基準で作品を見ることが出来るようになってきました。例えば、どの問題でも課題文にキーワードや条件が与えられますが、それを文章のどこでどういう意図で使ったかが一目で分かる大切な場面で使うこと、又文章を始めから終わりまで全て書いてまとめすぎたりせずに、大切なシーンを絞ってその描写を増やすことです。他には人物や状況の設定を読む人に分かる様にすることですが、文章で説明しすぎないで絵を使って説明するようにしました。絵では、文章中のキーワードをしている所の絵を描くことや、絵で設定をしっかり描いて、音や感覚などの抽象的なものも映像化できるような形にして描くこと、インパクトのある絵にすることなどを意識しました。他に、文章の中に直接身に感じたような感覚を入れるようにしました。私が短い期間で学んだことは、このような皆が知っている最低限の事かもしれませんが、試験でもこのような意識がはっきり分かる作品にしようということだけ考えて取り組みました。 |
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東京芸術大学先端芸術表現科 合格 |
福島・安積高校/菊地 裕貴 |
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私は高3の9月に先端芸術表現科を知りました。きっかけは話すと長くなるので割愛しますがとにかく、それまで一般大の人文学部路線で最終決定を出し、真面目にセンター試験の勉強をしていた私が急に芸大に行きたいなどと言い出したもんだからもう親も面食らってました。高校の担任の先生も涙目でした。新美のK先生にも後に「だって遅いんだもん」と言わしめました。そんな感じで私は他の受験生より根本的な始動がかなり遅れていました。10月から3ヶ月間、新美の通信教育を受講しました。3ヶ月間というと長いようですが、3か月分の課題しかない訳です。最初の課題からすでに「自由に制作」ということで、それはそれは悩みました。途中で行き詰ったり、なかなか自分の言いたいことをまとめられなかったりで、完結させられないまま提出してしまう課題も多かったです。けれど添削は結果も勿論ですが、過程も丁寧に見てもらえていました。地方の受験生にとって、身近に同志や理解者がなかなかいないことは思ったよりずっと不安なことです。特に先端芸術表現科を目指してやっているような事は「見せて!」と言われるも微妙な顔で無言で返されるのが普通だったので、自分の作品なり考察が他人の目からどんな形に見えるのか細かい部分から指摘・指導されるのは本当に力になりました。心のオアシスにもなりました。
直前講座に一ヶ月通いました。同じ進路を目指す人々に囲まれる生活は今までに無い経験でした。他の人の持つ独特な表現方法に触れることはとても刺激的で、先生方との流れのある対話も密度が濃く充実していました。私の場合、通信教育でまず頭をほぐして自分自身と向き合う期間を得たので、直前講習でたくさん吸収し、たくさん動けたのだと思います。時間的にも地理的にも不利なことは多かったけれど、できることを必死にやったらそれ自体が楽しいものになりました。
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